ブルーの世界観

 

さて、ここではブルーの好きな人の世界観についてお話ししてみたいと思います。ブルーの好きな人にとって一番大事なのは情報です。ブルーといっても色んな濃淡がありますが、それら全てに共通して言えることは「情報」が重要なキーワードになっているということです。そしてこれら様々なブルーの濃淡のキャラクターの違いは海の色に例えて説明することができます。

海は深海になるほどミネラル濃度が高くなり、浅瀬になるほど川からの淡水がまじりあいミネラル濃度は淡くなってきます。面白いことに、この濃度と相関してカラーキャラクター(その色の好きな人の性質の特徴)は変わってきます。それでは深海の紺色から順にカラーキャラクターを説明してゆきましょう。

紺色(深海):ミネラル濃度が最も濃い水の色ですが、このミネラル(金属)は固い、融通が利かない、理に因って行動を判断するというところがあり、感覚派の右脳よりも理論派の左脳優位の人にこのブルー系を好む傾向がみられます。また、この理によって判断するという思考パターンはコンピューターとの相性が良く、IT系企業の方にこの系統の色を好む方が圧倒的に多いです。そしてこのブルーが濃いほどこの特性は強くなり、自分の理に適っているものを追求し、理に沿って構築された自身の生活スタイル、ルーチンワークなどを重要視し、物事の判断や、解決も今までに構築した「パターン」に沿って解決しようとします。なので、想定外のことが発生すると対応することに苦慮することとなりストレスを抱えることになります。この紺色の人には自分の理想があり、ひたすらそれに向かって突き進むというタフさも備えています。ブルー系に共通したキーワードは情報と言いましたが、インターネットはまさに情報の巣窟でありとても大事なツールとなります。また、紺色の人は人に伝えたいことを持っていますが、それを中々口に出来ずに控えてしまう方も多くのどにストレスを抱えがちですね。

アドラーブルー(ややグレイッシュなブルー):さて、深海から少し浮上し淡い水色と深い紺色の間の中間の色、ミネラル濃度は深海の紺よりも薄まりますが、ミネラルはまだ適度に残っています。この付近のブルーを私はアドラーブルーと名付けています。アドラー心理学のアドラーからその名前を拝借しているのですが、この色の好きな人は理によって動きます。意味の無いこと、無駄なことが嫌いで、理にかなったものを選択し物事を進めてゆきます。この辺りの思考スタイルはアドラー心理学のスタイルにマッチしている方が多いように思われます。

 このアドラーブルーの好きな人は、無駄なことを排除して生活を構築しようとしますので、心身を病む率が低く安定した生活を営むことができる傾向にあります。また、計画をたててその計画通りに物事を遂行することを快適に感じる人ですが、一旦その計画が不可抗力により頓挫してしまうととても不機嫌になる傾向も持ち合わせています。しかし、切り替えが上手なのもこのアドラーブルーの人の特徴でそのあたりがそつなく人生をこなして行っているような印象を与えることになるのだろと思います。ただ、あまりにもこの理を優先しすぎると人からは冷たい人、融通のきかない人と思われることになりますので、多少のいい加減さやユーモアを持ち合わせておくぐらいの余裕は持ちたいものですね。

水色:水色まさに水の色が好きな人、情報をスポンジのようにどんどん吸収する人が多く、その中で夢や希望を膨らませてゆく傾向にあります。しかし、そのスピードが速すぎるために情報の洪水によりパンクしてしまいそうに成ることもあります。定期的な情報の断捨離が必要ですね。またこの人のこころのスピードの速さは、流れる川の水のようで、自分が遂行している物事が滞るととてもストレスでイライラしがちです。それは、まるで川の流れが滞り水が濁ってしまうのを恐れているかのようです。そのために、一点にとどまっていることが出来ず、セカセカと思考も行動も目まぐるしく動きその結果、朝令暮改だと人に苦言を呈されることもあります。

ブルー系の人が苦手なことで共通しているのは、収集した情報をもとに新しいものを創造してゆくということです。ここへ来て理想の実現への壁を感じることになります。しかし、情報は伝達するということが最も大切な役割であり、「どのように人に伝えるのか、何を伝えたいのか」ということが大事であり、そのことに注力すれば、その創造を実現してくれる人たちが自然と集まり理想郷が実現されてゆくものだと思います。情報は理想構築のための重要な資源エネルギーです。創造を得意とするグリーン系の人たちにとってブルー系の人たちは掛け替えの無い応援団だといことを忘れないでください。十人十色それぞれ得意なものを活かし合うことでより良い社会循環が生まれるのだと思います。(もちろん、ブルー系の好きな人に創造が得意な方も沢山おられます。)

最後に空色:この色の好きな人には淡いピンクやパステルカラーを好む人が多く、夢追い人が多いようです。そのふんわかとした雰囲気はともすると「優柔不断とか、どうしたいのかよくわからない。」とか思われたりすることもありますが、回りの人を和ませる力があり、これは何ものにも代えがたいものです。自身のファンタジーの世界観をもっと自信をもって前に出して行ってもいいのではないでしょうか、この閉塞感のある社会情勢下でひょっとしたら今、最も必要とされていることかもしれません。


まとめ足りないことは気づき次第追加、もしくは補正してゆきますが、取り敢えず以上で、ブルー系の世界観を締めくくりたいと思います。

次は、グリーン系へお話しを進めてゆく予定です。

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